◆オリジナルのカード・マジック 19作品!!
東北大学クロースアップマジック同好会に所属する学生と、そのOBが執筆した
オリジナルのカード・マジック作品集です。
「カード当て」「サカートリック」「数への固執」「アラカルト」という4章に分けて、
個性的な19作品を収録。
かなりマニアックな作品もあり、読み応えのある内容になっています。
5人のフレーバーの異なった作品を存分に楽しんでください!
【収録内容】
第1章 カード当て
The Distant Sandwich
2枚のジョーカーをデックの離れた場所に差し込んで揃えます。デックから2枚のカードを
選んでもらい、それぞれを離れた場所に戻します。デックをシャフルした後、お呪いを掛けて
スプレッドすると表向きになったジョーカーの間に2枚の選ばれたカードが挟まれています。
Spread Spectrum
2つの原理を使って2枚のカードを当てます。観客にデックをシャフルしてもらうパートも
あるため、とても不思議に見えるはずです。
3 Outs (Outsourcing - Out of sight - Out of mind)
観客がデックをシャフルし、いくつかのパケットに分けた後、その中の1つを選びます。
パケットの中から1枚のカードを覚えてもらった後、デックにまとめていってもらいます。
この間、演者はデックに触れません。この状態から、観客のカードを当てます。
The SEASON of REASON
ホフジンサー・エース・プロブレムの解案トリックで、最後に全てのカードが選ばれたカードと
同じ数字に変化します。この手順はギャフを使わない上に、事前準備の必要もありません。
第2章 サカートリック
Sandwich Again
サンドイッチ現象のトリック。選ばれたカードとは異なるカードが2枚のジョーカーの
間から出現します。しかし、一瞬で選ばれたカードへと変化させてしまいます。
最後にもう一度サンドイッチ現象に挑戦し、今度はしっかりと成功させます。
The Music of Inevitability
演者はお守りとしてラッキー・カードを抜き出し、続けて予言のカード、さらにその滑り止めを
抜き出しておきます。そして、観客にカードを選んでもらいますが、先程の予言は2枚とも外れ
てしまいます。しかし、最後はラッキー・カードであるスペードのエースを使って、選ばれた
カード、予言、予言の滑り止めをエースに変化させてしまいます。
The Twin Peaks
2人の観客に1枚ずつカードを選ばせデックに戻させます。演者が4枚のエースにお呪いをかける
と、1人目が選んだマークのエースがひっくり返ります。デックにお呪いをかけると、1人目の選んだ
カードがひっくり返っています。2人目も全く同じように進めますが、最後にどんでん返しがあります。
Sandswitch in the box
4枚のキングを取り出し、黒いキングに1枚のカードを挟み、カード・ケースの中に入れます。
デックから2枚のカードを選んで覚えてもらい、デックの中に戻しますが、赤いキングの間から
1枚目のカードが現れます。ケースの中に入れたカードを確認すると、黒いキングに挟まれていた
のは1枚目のカードで、赤いキングの間に挟まれていたカードは2枚目のカードになっています。
Transpo locators
ジョーカーをカード・ケースの中にしまい、残りの52枚の中から1枚選んでもらいます。
ヒントとなる2枚のカードをデックから探し出しますが、それを見てみると2枚のジョーカーです。
カード・ケースの中を確認すると、選ばれたカードが入っています。
第3章 数への固執
The Working Order
演者はポケットからカードの入っている封筒を取り出します。ここで、演者は観客に質問をして、
1枚のカードを思い浮かべてもらいます。その後、封筒の中からカードを取り出しますが、観客が
思い浮かべたカードではありません。実は封筒にもう1枚の紙が入っており、その指示に従うと
観客が思い浮かべたカードが出てきます。
No. 6
観客に1枚カードを選んで覚えてもらい、デックに戻します。演者は15枚のカードをマス目状に
並べ、中から1枚のカードを選びますが、選ばれたカードではありません。おかしいな~と2枚目
を選びますが、これもまた違うカードです。三度目の正直で3枚目を選びますが、これも違います。
しかし、テーブル上にあるカード配置が、観客のカードを示しているのです。
BCS theory
観客が表裏を混ぜ、配り直し、重ね直した状態のパケットの赤黒を、演者が言い当てます。
17
カードを選んでもらったり、デックを3つに分けたりしていきます。最終的に全てのカードが
順番に並んでしまいます。
Macro poker
ポーカー・デモンストレーション。観客も協力してシャッフルしたデックを使って、3度ポーカーを
行いますが、すべてマジシャンが勝ってしまいます。さらに、3回ともマジシャンの手役が予言され
ています。
第4章 アラカルト
Cheap O & W
赤いカードと黒いカード2枚ずつが、物理的にすり抜けて分離します。
4A
デックを4つのパケットに分け、それぞれのトップにエースを置きます。お呪いをかけると、
エースが1か所に集まります。
Theme: QQ
バーノンの「クイーンの夜会」に続けて行います。演者は一気にクイーンを集めてみせると
宣言しますが、クイーンは元の場所に戻ってしまいます。
The Bolt from the Blue
デックの中に逆向きでバラバラに差し込んだ4枚のジャックと、手元の4枚のエースが
一瞬で入れ替わってしまいます。
The Triumphant Poker
20枚のカードを使った特殊なポーカーのトリックです。カードの表裏を混ぜたり、観客に
観客自身の手札と演者の手札を作ってもらいます。観客は演者に勝つことができない上、
その結果は完璧に予言されています。
商品名: | ファイブ・フレーバーズ (Five Flavors) |
ジャンル: | カード・マジック |
著者: | Junichi Asakura Hiroshi Munakata S. Takeyama K. Miyamoto beevalley8 |
発行元: | 東北大学クロースアップマジック同好会 |
発行日: | 2017.08.24 |
サイズ: | B5 (ソフトカバー) |
頁数: | 110 |
言語: | 日本語 |