◆エリック・ミードの『タングルド・ウェブ』を待望の日本語翻訳!!
エリック・ミード氏はカナダのマジシャンで、20年以上、企業向けのマジシャン、メンタリスト、スピーカー、コメディアン、コンサルタントとして幅広く活躍してきました。
様々な分野の第一線で活躍する人物を講師としてカンファレンスを行い、動画を無料配信するTED (Technology Entertainment Design)では、話題となった「プラシーボ・マジック」を披露。日本でもマジックのTV番組に出演したことがあるので、ご存じの方もいるかもしれません。
本書は2006年に出版された『タングルド・ウェブ』の日本語翻訳本で、コイン、カード、お札、名刺、本、ネクタイなど、色々な道具を使ったマジック14種類を紹介。バー・マジック、テーブル・マジック、ステージ・マジック、メンタリズムなど幅広く取り扱っています。中にはメモライズド・デックを使っている人に役立つ情報や、ダイ・ヴァーノンの「説明出来ないトリック」についての彼の構成など、高度な内容も含まれています。
そして、マジックの紹介とは別に、本書にはもうひとつの重要な要素があります。それは、活躍中のプロの視点から綴った普遍的な考え方、心構え、アドバイス等のエッセイです。これらのエッセイは、本当に独特な部分も多く、訳者の角谷氏も文章解釈に力を入れた部分です。強烈な個性を持った“エリック・ミード”の思考に是非触れて下さい。
本書は、意図的にイラストが少なく、しかもマジックで常識とされている部分の説明が省かれています。中級~上級者を対象として書かれているのでご注意ください。