◆オール・フル・カラーになってから、9冊目になる第17号!!
今回は一足先にハロウィンを感じられる厳かな表紙に仕上がっています。モデルは、ドラキュラ伯爵のイメージにピッタリの上口龍生さんと、童話から飛びだしたようなドレスが似合う麻友子さん、そして剥製ではなく本物のイーグル、鷹の空(そら)くんです。
そして今号の特集、偉人を語るコーナーは、荒木会長が書き下ろした「ピネッティ物語」です。ピネッティは18世紀末に活躍したイタリアのマジシャンで、サムタイの考案者として知られています。ピネッティの粋でおシャレな演出の紹介など、その波乱万丈な人生を7ページに渡って紹介しています。
恒例のプロ・マジシャンのオリジナル・マジックの数々も解説されています。カード・マジック研究の第一人者であり、マジック界のバイブル「ターベル・コース」の翻訳者として有名な加藤英夫さんは「8 カード・ブレーンウェーブ」を発表。なんと10ページにわたり、研究の数々を掲載しています。精神科医であり、FISMなどでも大活躍のさとるさんは「奇術師が語るべきことは何か」というタイトルでエッセイを掲載。言葉の技術に焦点を当て、観客との距離感について興味深く綴っています。女性マジシャンのSACHIさんは、日頃から大好きで食している「イチゴのヨーグルトカップ」を使った可愛らしいマジックを解説しています。さらに、日本のトップ・クリエーター、荒井晋一さんは、本邦初公開「チェーン&カップ」を披露。100円均一の道具で、誰もが作って、不思議さを表現できる荒井さんのオリジナルのカップ&ボールが写真付きで丁寧に解説されています。秋田のスーパー・スター、ブラボー中谷さんは、「小ネタ&ギャグ オンパレード」と題して、お得意の場を盛り上げる一発芸を紙面いっぱいに紹介してくださっています。
その他に会員マジックでは、「オリジナルの電動リール」の作り方。そして、「サンドイッチカード」。アフターソーツでは会長のオリジナル・テクニックによってサンドイッチカードをブラッシュ・アップ。その方法が細かく解説されています。
「オールド・ワイン」のコーナーでは、米国の奇術雑誌「Genii」にラリー・ベッカーが発表した「Coin-thru」を、日本の風土に合わせた「牛乳瓶とコイン」として、改良版を紹介しています。
そして、「会長のコラム」は、先日、万人に惜しまれながら他界されたマジック界の大御所である北見マキさんとプリあらの出会いと絆が綴られています。
4ページ増量した全編54ページ、盛りだくさんでお届けする傑作の数々を、どうぞお楽しみください!!
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