◆プリあらマガジン、記念すべき20号!!
日本のマジック業界で唯一の雑誌として存在する「プリあらマガジン」は、今号で20号をむかえました。
10月号ということで、晩秋の月を背景に、日本を代表する大御所マジシャン藤山新太郎氏とお弟子さんの和田奈月さんが、美しく表紙を飾っています。
コンテンツも盛りだくさんです。今号の特集、偉人を語るコーナーは、荒木会長による「ビュアティエ・ド・コルタ物語」です。フランスを代表するイリュージョンの天才、ド・コルタ。マジシャンとして有能であることはもちろん、クリエーターとしての才能が豊かでした。ド・コルタの発明品は、100年以上経った今も、現代のマジシャンによって引き継がれ演じられています。そのド・コルタの生涯を全8ページに渡って紹介。
恒例のマジシャンの方々によるオリジナル・マジックは、次のようなラインナップになっています。日本のトップ・クリエーターとして活躍中の藤原邦恭さんは、紙とお札が織りなすフローティング・イリュージョン「フワフワマネー」を掲載。アイディア満載の浮遊マジックを解説しています。石井裕さんは、ストローアートを取り入れた美しい斬新なマジックを紹介。自分の経験を綴りながら、ステップ・バイ・ステップで丁寧に解説しています。女性マジシャンのTOMOKOさんは、ミュージカル・マジシャンの誕生秘話を綺麗な写真を添えて綴っています。ドリームかずよしさんは「マジカル・ジュークボックス」と題して、歌とマジックを融合させた、面白おかしい作品を披露。楽しく場を盛り上げるパフォーマンスは、誰でも簡単にできます。さらに、ミリオンカードを追求して40数年。プロをもしのぐ独自の超絶のテクニックで、FISMの観客をもうならせた古川令さんは、ミリオンカードの技法とこだわりを全8ページに亘り惜しげもなく公開しています。また、今年9月から、「マジックベースやまひで」として、マジック・グッズの製作から販売まで、マジックに関するコンサルタントを始めた、プリあら会員の重鎮山田秀樹さんが登場。パケット・トリックを投稿しています。
また、古き良き作品を紹介する「オールド・ワイン」では、「ニュー・ペンタグラム」の第一号に掲載された「投獄されたリボン」を紹介。小さなパドロック錠を使ったマジックを、プリあらマガジン用に改良し解説しています。
そして、万人が真っ先に目を通す、本誌の中核となる「会長コラム」は、「責任」について。マジックにおいても、人生においても責任を取ることの大切さ、面白さ、それが人生を豊かにするものであることを教えてくれます。
オール・カラー、素敵な写真とともに、盛りだくさんでお届けする傑作の数々を、どうぞお楽しみください!!
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