◆プリあらマガジンNo.27(11月号)!!
日本のマジック業界で唯一の雑誌として存在する「プリあらマガジン」。 今号は、日本を代表するクリエーター藤原邦恭さん、プリあら大人気コメディ・マジシャン、サイクロンZさん、女性マジシャンを代表して真優さんの3人が表紙を飾っています。 仲の良い3人なので、撮影中も和気藹々とナイスショットが沢山撮れたらしいです。 アメリカのポップな雑誌を彷彿させるお洒落な仕上がりになっていると思います。
内容も盛りだくさんです。 会員マジックのアフターソーツでは、会長が考えたカード・マジックも掲載。 しかも、そのマジックをQRコードによって動画で見ることができます。 マニアックな手順ですが、カードを勉強されている方には刺激的な作品に仕上がっています。 古き良き作品を紹介する「オールド・ワイン」では、The Magic Magic Magazineの1953年1月号からボールを使ったプロダクションを紹介しています。 ここでは、原案にない、オリジナルのアイディアが加味されているので、このアイディアだけで、プリあらマガジンの今月号を購入する価値があるでしょう。
その他のコンテンツも盛りだくさんです。
長谷和幸さんからは、オリジナルの封筒を使ったマジック。 お札と火を使いますから、ビジュアル効果も抜群です。 原理の概要からクレジットまで、丁寧に解説してあります。 シルキー渚さんからは、「タバコの消滅と出現」と題して、タバコを使ったマニピュレーション。 シルキーさんご自身が描いたイラストでの解説となるため、とても分かり易くなっています。 竹たけをさんからは、「バースデーカード」と題して、相手のお誕生日を当てる数字のマジック。 不思議かつ、喜ばれる現象なので、ぜひ、やってみたい作品の一つです。 マジックバー「手品家」の経営だけでなく、自身もマジシャンとして活躍するトリットさん。 第1号店を立ち上げてから12年経ち、現在では全国に11店舗を展開しています。 その成功の秘訣を知ることができます。 大好評! 上口龍生さんによる「ターベル・システムに学ぶマジシャン養成講座」。 今回のテーマ「ロープとテープの原理」のレッスンでは、6つの現象を学びます。 たったの1つの原理から、様々な現象を表現できることが分かるはずです。 マジシャンSATOさんによる、バルーン・アート・レクチャー、今回は「ぶどう」です。 バルーンアートの実演プレゼントでは、実は多く指名をされる人気作品。 比較的簡単に作れる「ぶどう」に、是非、挑戦してみてください。
そして、毎回、人気ナンバーワン。本誌の要でもある、偉人を語るコーナー。 荒木会長が選んだ今号の偉人は、あの「ハーラン・ターベル」です。 マジックに携わる人で、ターベルの名を知らない人は少ないのではないでしょうか。 ところが、その生い立ちや人物像などは、ほとんど知られていないのが現実です。 そのターベルの知られざる過去や歩んできた軌跡を荒木会長が執筆しました。 これこそ、全てのマジック関係者に読んでいただきたいページです。
その他にも、古川令さんからは、世界的に有名なコンベンション「FFFF(4F)」について、体験をふまえたレポートを書いていただきました。 最後に、会長コラム、今回のタイトルは「マジックの本」。 会長と洋書との繋がりから、「人生における幸せ」とは何かが感じられると思います。 オール・カラー、素敵な写真とともに全ページをどうぞお楽しみください!!
【レターパック対応】