◆プリあらマガジンNo.33(10月号)!!
PriAra Magic Magazine No.33(2020年10月号)が、発売になりました! 日本のマジック業界における唯一のマジック雑誌「プリあらマガジン」、ハロウィン号の表紙を飾るのは、ブラック嶋田さんと荒木巴さんです。 このコロナの状況の中、お二方ともに、とても張り切って撮影に参加されたそうです。 胴体が切断されている王子様の人形は、巴さんが、ぜひ、誌面に載せて欲しいと持参したものです。 現場の盛り上がりが、そのまま溢れ出ている素晴らしい表紙になっています。
内容も盛りだくさん。 まずは、マジシャン、パフォーマーのページから、ご紹介いたします。
★常時3000を超えるマジックのレパートリーを持つ、魔耶一星さん。 ホッチキスと封筒を使って、簡単に演じられる作品をレクチャーしてくださいました。 たったそれだけの仕掛けで、とっても不思議な現象をつくることができるんですよ。 QRコードにて、動画を見ることができます。さっそく挑戦してみてください。
★大好評!上口龍生さんによる「ターベル・システムに学ぶマジシャン養成講座」の連載は、第13回目。 今回は、「カードスタブ」を学びます。「小さな道具を大きく見せる」ことがテーマとなるカード作品。 カード不慣れな方も、ぜひ、これを機に覗いてみてください。きっと新しい発見があるでしょう。
★南海子さんからは「仲良しクリップ~ソーシャルディスタンスでも繋がる~」というタイトルで、輪ゴムとクリップを使ったマジックです。 よく見かけるマジックですが、現状の新型コロナウィルス感染の影響を加味した、お話が作品の幅を広げています。 今がチャンス、ぜひ、演じてみてください。
★マジシャンSATOさんによる「バルーン・アート・レクチャー第9弾」は「飾るお花とプードル」です。 数々の場面で、活用できる「お花とプードル」。バルーンアートで飾るお花は、プレゼントでも大人気。 「プードル」の作り方は、複雑そうに見えますが、思ってる以上にシンプルで、おすすめです。 レパートリーに加えていくと楽しいですね!
★わか葉さんの「初心者マジック講座 Part 3」。 マジックを始めたばかりの人、これから始める人のためのページですが、一味違うテーストを持っているので、ベテランの人にも、ぜひ、読んでいただきたいページです。簡単なのに超不思議! コインに手を触れず、コップの淵にのせてしまう魔法や、お水を注いだ瓶を逆さにしても水がこぼれないマジックなど、お友達に見せてあげたくなるものばかり。
★さらに、マジック業界で大人気、道具の制作販売で有名な「やまひで」こと、山田秀樹さん。 どこにでもある紙袋で、フォーシングバックを作ってしまいます。 工作が得意な山田さんならではの細かい気遣いのある、素敵なバックです。 この袋一枚で、今までのマジックをより不思議に見せることができるでしょう。
さらに、古き良き作品を紹介する「オールド・ワイン」では、PALLBEARER’S REVIEWの1972年2月号からBob Hessの「22セント・トリック」を取り上げました。 こんな事で、こんな現象が起こせるんだ、と感心することだらけ。 オールドワインでバージョンアップされ、原案より効果的な作品になっています。
そして、毎回、人気ナンバーワン。本誌の要でもある、偉人を語るコーナー。 荒木会長によって執筆される今号の偉人は、待ちに待った「フレッド・カップス」です。 オランダの生んだ世界的なマジシャン、フレッド・カップス。 FISMが主催するワールドコンベンションにおいて、3度の世界チャンピオンを獲得しているカップスの生涯が、 ドラマチックに描かれています。偉大な功績を残し、数々のマジシャンに影響を与えた、フレッド・カップス。 感動的な人生を感じとってください。
また、会員マジックでは、川崎雅司さんのカードリバースが紹介されています。 なんと、この作品を見て、荒木会長があっと言う間に作り上げたオリジナル作品「The River」が、会長アフターソーツで解説されています。 さらに動画付きです! とてもマニアックですが、カード好きにはたまらない作品です。
その他にも、プリあら照明基金のお知らせや、プリあらグッズの紹介などなど、盛りだくさん。
最後に、会長コラムについて、、、今回のタイトルは「Don’t take it for Granted」。 それが当たり前と思ってはいけない、という意味ですが、ここには深いお話が綴られています。 人生を楽しくするための秘訣、、このコラム、、荒木会長の考えを読めるだけでも、このマガジンを手にする価値がありますね。
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