ランディー・ウエイクマンは、マルローの弟子の1人です。
彼はマルローと同様に優れたカード・マジックを多く考案してきました。
このノートには、実用性と効果を兼ね備えたカード・マジックが12種類収録されています。
【レターパック対応】
【収録内容】
Ascension Transposition
4枚のQと4枚のスポット・カードを示し、Qをテーブル上に置きます。1枚のQをスポット・カードの中に入れると、Qが消えてしまいます。1枚のスポット・カードをテーブルに置き、同様にしてQを消しスポット・カード1枚をテーブルに置いていきます。残ったパケットのスポット・カードは魔法のようにQに変わり、テーブル上の4枚のカードを表向きにすると4枚のAに変化しています。
Anything I Can Do, You Can Do Better
ランディーが得意とするマジックの1つです。客と術者が一連のゲームをしますが、不思議なことに術者の言う通りに、客が術者に勝ってしまうのです。
Bluff Ace Assembly
4枚のAをテーブル上に配り、各々のAの上に3枚ずつカードを乗せます。お呪いを掛けると、1枚ずつAがリーダーのパケットに集まってきます。最後のAを元のパケットに戻しますが、も
う一度移ってきます。
Spectator On Stage
客がデックを自由に4つにカットします。客が怪し気なくカットしたにも拘らず、客のパケットのトップ・カードは全てAになってしまいます。
Tri-Version
客に1枚のカードを選んで覚えてもらい、そのカードをデックの中央に差し込みますが、デックの前端から半分程突き出しておきます。そのカードには触れないのに、目の前でパッと表向きになり、その現象が何度も繰り返されます。次に、術者は片手で挑戦しますが、そのカードがひっくり返る代わりにデック全体がひっくり返ってしまい、客のカード1枚だけが裏向きで
残っているのです。
R.W.Four Card Stunner
客に4枚のカードを別々のところから選び出してもらいます。デックを広げて、その中から4人の客に1枚ずつカードを抜き出してもらいます。この4枚のカードが、最初に選ばれたカードと一致します。
The Randy Revelation
これは“ジェニングス・レビレーション”を演ずるのに、ランディーが考え出した大変優れた方法で、原案に勝るとも劣らないものです。4枚のAをデックに差し込みます。そして、デックを4つのパケットにカットし、空の手でパケットを覆うと、1枚ずつAが表になっていき、各パケットのトップに全てのAが現れます。
The Exploding Aces
4枚のAが1枚ずつ魔法のように裏返っていき、その後、スペードのA、2、3、4に変化します。最後に、デックの中の客が指定した位置から消えた4枚のAが現れます。
Forefiguration
シャフルしたデックを客から受け取り、中から予言のカードを取り出します。そして、客にインディケーター・カードを選んでもらい、デックを2つに分けて置きます。インディケーター・カードを表向きにし、そのカードの数と同じ枚数のカードをパケットから配っていくと、インディケーター・カードと同じ数のカードが現れます。最後に予言のカードを表向きにすると、そのカードの数も一致してしまいます。
Overclock
これは、ポール・ハリスの“クロースアップ・ファンタスィーズ、ブック1”の中にある手順“オーバーキル”のバリエーションです。ランディーの手順は原案と時計のトリックをうまく結びつけています。
The Formula One Card Routine
6枚のカードを6人の別々の人に選んでもらい、覚えてもらいます。それぞれのカードをデックの中に入れてもらい、シャフルします。そして、1枚ずつ客のカードをデックの中から不思議な方法で取り出していきます。
Did You Get The Odd One?
青裏のカードを10枚デックから取り出し、ポケットから取り出した赤裏のカード1枚を青裏の10枚の中に入れて混ぜてしまいます。11枚のカードを表向きに示し、1枚選んでもらいます。客にオッド・カード(仲間外れのカード)を取ったか尋ねると、取らなかったと答えます。実際に、青裏のカードを取っているのですが、残りの10枚をひっくり返すと全て赤裏に変化しており、結局はオッド・カードを選んでしまったことになっています。
商品名: | ランディー・ウエイクマンのカード・マジック |
ジャンル: | カード・マジック |
著者: | ランディー・ウエイクマン (Randy Wakeman) |
発行元: | マジックハウス (Magic House) |
発行日: | 1990.09.15 |
サイズ: | B5 |
頁数: | 40 |
言語: | 日本語 |