◆カードマジック・シリーズの第10弾!!
1996年から続くカードマジック・シリーズですが、記念すべき第10弾を迎えました!
今回の注目トリックは、冊子の大半を占めいている「Pocket Interchange」です。
タイトルの通り、4ヶ所のポケットに入れたKと、手元のAが入れ替わりますが、
それだけでは終わらず、最後にKが消えて4ヶ所のポケットの中から現れます。
非常に完成度が高い作品で、最後にKを取り出す場面で完全にエンド・クリーンに
なっています。
そして、「Pocket Interchange II」では、さらにAが消えて4ヶ所のポケットから
現れる方法を解説しています。かなりマニアックな内容になりますが、この現象
で驚かない人はいないのではないでしょうか。
残りの「A-K Spelling Trick」と「Sky-Tree Mystery Plus」はセルフワーキングの
トリックになります。特に後者はスカイツリーにまつわる都市伝説をテーマにした
トリックなので、ストーリーを交えて楽んで演じてみてください。
【レターパック対応】
【収録内容】
ポケット・インターチェンジ (Pocket Interchange)
4ヶ所のポケットの中に入れた4枚のKと、手元にある4枚のAが入れ替わります。
入れ替わった4枚のAをポケットから取り出した後、突然4枚のKが消えてしまい、
4ヶ所のポケットの中から現れます。
この手順は、かなりの時間と労力を掛け、試行錯誤を繰り返して作られています。
複雑なカードの移動があるため、初めて解説を見ると、まるでパズルのように感じる
かと思いますが、全ては最後のKをクリーンに出現させるための布石になっています。
水面下の努力により、クライマックスでKを出現させたときに起こる観客の驚きは、
きっとマジシャン冥利に尽きると思います。
ポケット・インターチェンジ II (Pocket Interchange II)
上記のポケット・インターチェンジの現象の後、......今度は4枚のAが消えて、
4ヶ所のポケットの中から現れます。
正直、ここまでやるか?を体現したトリックです。言葉の通り、マニアックな内容。
しかし、ポケット・インターチェンジを極めたら、やはりAも出現させたくなるもの。
どのようにして現象を成立させたのか、読んで確かめてください。
A-K スペリング・トリック (A-K Spelling Trick)
カタカナ英語で、A~Kまでの数を綴っていくスペリング・トリックです。
綴りの最後の文字のところのカードを表向きにしていくと、綴りに対応した数字
のカードが全て順番に現れます。
この方法の優れているところはジョン・ハマンのチャイニーズ・シャフルと繋げて
演じることが出来る点です。
スカイツリー・ミステリー・プラス (Sky-Tree Mystery Plus)
東京タワーの話をした後、デックを3つに分けて“3”にまつわる操作を行うと、
東京タワーの高さを示す3枚の3のカードが現れます。
続けてスカイツリーの話をしてカードを操作をしていくと、今度はスカイツリーの
高さを示す6、3、4のカードが現れます。
さらに、某TV番組のようにスカイツリーにまつわる都市伝説を展開していきます。
このトリックはセルフワーキングなので、覚えれば誰でも簡単に演じられます。
かわりに、大切なストーリーの部分に力を入れることが出来る手順です。
商品名: | カードマジック X |
ジャンル: | カード・マジック |
著者: | 二川滋夫 (Shigeo Futagawa) |
発行元: | マジックハウス (Magic House) |
発行日: | 2016.10.15 |
サイズ: | B5 |
頁数: | 16 |
言語: | 日本語 |
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